スマートハウスを知る。これからのくらしを考える。

みんなのスマートハイム

住まいのエネルギーを知れば、暮らしは変わる。 スマートライフ研究室

ソーラーと光熱費の関係とは

なるほど!オール電化使いこなし術

省エネ家電を、さらに賢く快適に使いこなすプロの技を伝授します。

【第9回】
いろいろあります
オール電化のお料理省エネ技

IHクッキングヒーターとガスコンロは、調理方法や調理器具・関連機器の使い方によって経済性が大きく変わってくるので、単純に比較はできないと博士から教えられたお母さん。では、今ある調理器具を使って、どんなふうに省エネすればいいのでしょうか?


では博士、調理方法や調理器具で節約するにはどうすればいいんですか?

まず、調理方法では、調理器具から出るエネルギーをムダにしない、ということです。

???

たとえば、カレーライスを作るとき、食べ盛りのお子さんがいたら、一般の家庭より多めに作りますよね。仮に一般家庭の2倍量のカレーライスを作るとしたら、食費は倍近くになりますが、調理のエネルギーはあまり変わりません。

う~ん・・・そうね。お鍋に入れる水の量が2倍になるから、沸騰させるまでの時間は余計にかかるけど、いったん沸騰してしまえば、あとはあまり変わらない気がするわ。

もっとわかりやすい例にしましょうか。
たとえば、グリルでサンマを1匹焼くのも4匹焼くのも、エネルギー量は変わりませんよね?

ええ、それはもう。お昼ごはんを作るとき、1匹だけ焼くのがもったいなく感じるもの。

こうしたエネルギーのムダを省くことが、経済性につながっていくんです。

私、IHクッキングヒーターを使いはじめてから思うようになったんですけど、「調理時間が短い」というのは、省エネに直接結びつきますよね。だって、電気を使っている時間が短いわけだし。

奥さまのおっしゃるとおりですね。ですから電子レンジで野菜を下ごしらえしたり、煮物に圧力鍋を使うと有効ですよ。

ええ。実家の母が圧力鍋を使ってるんですけど、煮込み時間が本当に少なくすむと言ってます。

さらにオール電化のメリットを活かすなら、できる限り電気代が割安な深夜時間帯に調理をしておくことです。たとえば、炊飯器は朝7時までに炊き上がるように、前日のうちにタイマーをセットしておくといいですね。

先ほど申し上げた下ごしらえや煮込みを朝7時までにすませれば、もっと省エネになりますよ。

お湯を沸かすのも、効率だけ考えれば、鍋ややかんより電気ポットのほうがいいんです。鍋ややかんはどうしてもまわりに熱が逃げてロスが発生しますので。朝食でお湯を使うなら、朝7時までに電気ポットで沸かせば、電気代も少なくすみます。

ただし、電気ポットにせよ炊飯器にせよ、保温にかかる電力は無視できません。意外に消費電力が大きいですし、オール電化の場合、お昼の時間帯の電力単価が高いですからね。

そのあたりの考え方は、「教えます!賢い電気の節約術」の第2回で、くわしくご説明しています。

1回ずつ食べ切れる量でごはんを炊くか、余った分は冷凍しておいて、チンして食べればおトクという話でしたよね。

最近の家電製品は保温部分の省エネも進んできています。買い替えるときは、ぜひ保温の商品電力量もチェックしてくださいね。

いろいろお話してきましたが、お料理の省エネを考えるときは、メインの調理機器だけでなく周辺機器を有効活用することも含めて考えるといいですね。私たちがご紹介したのはほんの一例で、オール電化にお住まいのみなさんはそれぞれ独自に工夫されていると思います。

光熱費という枠組でなく、家計という枠組の中で考えてみてもいいかもしれません。食材にかかる費用に比べて調理のかかるエネルギー費はごく小さいものですから。

そうですよね。今、食品の値上げが続いてますので、余計そう感じます。

IHクッキングヒーターとガスコンロのどちらが経済的か、的確に判断するのはむずかしいですが、私の個人的な感想を言わせていただくと、料理は「おいしい」がいちばん!ですね(笑)。

それはそうだ。

お母さん、今日の晩ごはんはカレーがいいな。さっき博士がカレーの話をしてたから、食べたくなっちゃった!

はいはい。

博士、ドクター、今回もいろいろ教えていただいてありがとうございました。

また来てね!

前のページへ
1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9

ページTOPに戻る