スマートハウスを知る。これからのくらしを考える。

みんなのスマートハイム

住まいのエネルギーを知れば、暮らしは変わる。 スマートライフ研究室

ソーラーと光熱費の関係とは

把握していますか?電気の自己消費量

太陽光発電システムの余剰電力の新買取制度』のこと、そして、その魅力を最大限にいかすためのライフスタイル(消費電力をいかに抑えるか?)についてのコツをご紹介

【第4回】
月々の売電・買電量から
電気代を計算してみましょう

光熱費を抑えるには、消費電力を減らすこと。これまでスマートハイムニャビが繰り返し指摘してきたことが、今回もまたデータで立証されました。次は売電量・買電量と電気代の関係を説明します。


ゼロハイム博士

さて、いよいよ電気代のお話なんですが、電気代を細かなところまで理解するには、まず電力会社の料金体系を知る必要があります。えころさんのお宅の料金体系を教えていただけますか?

えころパパ

ウチは東京電力の「電化上手」です。

ゼロハイム博士

では、「電化上手」に沿って、ご説明するニャ。
「電化上手(季節別時間帯別電灯契約)」は東京電力が個人のオール電化ユーザー向けに設定している料金体系です。電力単価は下表のように、季節別・時間帯別に決められています。

<注:電力会社により異なります>

電化上手の季節別電力単価
えころパパ

この内容は頭に入ってますよ。

えころママ

電気代がすごく割安な深夜の時間帯を利用して、ウチも洗濯機と食器洗い乾燥機はタイマーを使って深夜に動かしてます。それに、朝の後片付けやお掃除は10時までに終わらせてるわ。でも、これってオール電化のお宅では常識なんじゃないかしら。

ゼロハイム博士

さすがです。これも省エネを研究された結果ですね。

えころママ

ニャビさんが教えてくださったからですよ。

ゼロハイム博士

昼間の時間帯は、夏に割高になりますので、ご注意ください。また、売電単価は時間帯にかかわらず一律です。
<注:電力会社により異なります>

えころパパ

どちらにせよ日が暮れたら発電しないから、売電は時間帯別にする意味がありませんよね。

ゼロハイム博士

さて、第1回でご紹介した太陽光発電4kWのモデル家庭の電力消費から、「電化上手」での電気代を計算してみましょう。1年間の電力消費は下図のとおりです。


自己消費・売電量・買電量の関係
ゼロハイム博士

上図の中の買電量5484kWhを時間帯別に分解すると、下表のようになります。

電化上手の時間帯別電力単価

※当記事は2009年に公開した記事です。表は当時の単価をベースにしています。

ゼロハイム博士

電気代の年間合計額が90390円になっていますが、実際にはこれ以外に基本料金、燃料調整費、オール電化割引などが加算されたり減算されたりしますので、約111000円になります。第3回でお見せした下の表の「ふつう」の買電金額のことです

4kWの電気使用頻度別年間光熱費
えころパパ

買電って、深夜と朝晩の時間帯で97%を占めるんだ。

えころママ

昼間はわが家で発電した電気を使っているものね。

ゼロハイム博士

電力量kWhの比率で見れば買電量のうち、朝晩が48%、深夜が49%を占めますが、金額を見てみてください。深夜は電力単価が割安なので、朝晩に比べてずいぶんお安くすんでますよね。

えころママ

本当ねぇ。同じぐらい使っていても、朝晩と深夜じゃ金額が全然違うもの。博士が「割安な深夜電力を利用してください」と、いつもおっしゃっているのがよくわかります。

ゼロハイム博士

ご理解いただければうれしいです。

えころママ

朝晩の家事で、なにか深夜に回せるものってないかしら?

えころパパ

朝7時までに掃除を終わらせる、というのはどう?

えころママ

そんなのムリよ。朝ごはんの用意もあるし、パパのお弁当だって作らなきゃいけないし。

えころパパ

う~ん、お弁当のことを言われると弱いなぁ(笑)。

えころママ

それよりパパのパソコンを夜11時以降にすればいいのよ。

えころパパ

...考えておきます。

えころママ

それからヒカリのゲーム機の充電。これも夜11時以降ね。

ヒカリ

11時だと、僕もう寝ちゃってるよ。

えころパパ

パパがやっといてあげるよ。

ゼロハイム博士

ライフスタイルはご家庭によってさまざまですから、ムリのない範囲で省エネに励んでくださいね。上の表も、あくまでもモデル例です。朝晩、昼、深夜の比率などはご家庭によって異なりますから、あくまでも参考程度にお願いします。

えころパパ
えころママ

はい!

ゼロハイム博士

買電量のように請求書などに表れてくる数値は把握しやすいですから、えころさんたちが今おっしゃっていたような省エネ対策を立てやすいんですね。しかし、自己消費量は前回も申し上げたように表に出てこない数値ですから、ご自分で調べて把握する必要があるんです。

前のページへ 次のページへ
1 / 2 / 3 / 4 / 5

ページTOPに戻る