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みんなのスマートハイム

お役立ちエネルギー通信 電力自由化についてのコラム

「電力自由化」の前に知っておくべきこと①

第2回
「電力自由化」の前に知っておくべきこと①

— 時間帯によって単価が違うのはなぜ? —

電力自由化を前に、すでにお得な選択肢がある!?

スマートハイムニャビを自宅に招いている、えころさん一家。
2016年から各家庭でも始まる「電力自由化」について話を聞いています。
何と言っても気になるのは、光熱費がどう変わるか、という点。
スマートハイムニャビ曰く、電力自由化の本格稼働を前に、
すでにお得な料金制度があるとか...。

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今日のレッスン

時間帯によって電気代が変わる"からくり"を知る!

季節・時刻・曜日によって、「電気の使われ方」は大きく変化します。

family

オール電化住宅のえころさん一家はすでにご存知かと思いますが、深夜は日中よりも電気料金がぐんと安いですよね。
このように、時間帯によって電気料金単価が異なる"からくり"を理解するためには、住んでいるエリアで実際にどのように電気が使われているのか、をきちんと知る必要があります。なぜなら季節・曜日・時刻によってエリア内での電力使用量は刻々と変化しており、その変化こそが電気料金単価に深く関わっているからです。今回は東京電力エリアを例に見てみましょう。まずはこちらの2つのデータをご覧ください。

東京電力管内での電力供給量の月平均値
東京電力管内での電力供給量の月平均値

冷暖房をあまり使わない春と秋は、電気使用量が全体的に少ないわね。

夏は日中、冬は朝晩がたくさん電気が使われているのがわかります。

東京電力管内での電力供給量の月平均値(曜日ごと)
東京電力管内での電力供給量の月平均地(曜日ごと)

あれ?冬も夏も、週末はあまり電気が使われていないんですね。

本当だ。電力逼迫が心配だから、週末の昼間は冷暖房を我慢していたんだけど...。

季節・時刻・曜日によって、電力使用量にはかなりバラつきがあることがおわかりいただけたでしょうか。
冬場は冷え込む朝晩に、夏場は気温の上がる日中に電力使用量のピークがありますね。また平日と週末では、事業所や工場などが稼働している平日の方が電力使用量が多くなっています。ここでポイントとなるのは、タイミングによって電力使用量が大きく変化している、という点です。

電力使用量にばらつきがあることが、電気料金の単価に影響している、ということでしょうか?

その通り!だニャ。

電気="ナマモノ"!?

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第1回の電力自由化コラムでもご説明したように、電気は「生産すると同時に消費する必要がある」ものです。どこかに貯めておいて、需要に応じて在庫を消費することができない"ナマモノ"なのです。とはいえ、上記のデータからも明らかなように、電力の需要は時事刻々と変わっています。
電力会社は需要に合わせて発電しようとしますが、夜間をはじめ利用者の少ない時間帯の電気は、どうしても供給量が消費量を上回ってしまいます。

電力供給量の変動幅を小さくするため、需要の低い時間にシフト

季節・曜日・時間による電力使用量のギャップをできるだけ小さくすることができれば、電力会社としても供給量の無駄を少なくすることができますよね。だから、電力使用量の少ない時間に電力の使用をシフトしてもらうために、各電力会社では割安な単価を設定し、利用を促進しようとしているわけです。

電力使用量の少ない時間にシフト

そういったオール電化住宅向けの料金制度も、電力使用量のデータをもっと詳しく分析することで、さらにお得に使えるようになるかもしれません。

なるほど!それが割安な深夜電力のからくりなのね。うちはオール電化住宅だから東京電力の「電化上手プラン」の料金制度を利用して、割安な深夜電力を利用しているわ。

今日のレッスンのまとめ

時間帯によって電気代が変わるからくりは...。
  • 季節・時刻・曜日によって、電力使用量に差がある。
  • ▼
    電力会社は、深夜をはじめとした利用者の少ない時間帯に 電力使用をシフトさせるため 特定の時間帯の単価を安く設定しています。
family

次回のコラムでは、エリア全域ではなく
家庭にフォーカスした電力使用量について
ご説明しましょう。