スマートハウスを知る。これからのくらしを考える。

みんなのスマートハイム

minsuma.jp みんなのスマートハイム
  • COLUMN お役立ちエネルギー通信 ZEH調査レポート

お役立ちエネルギー通信

ZEH調査レポート

全国のZEH住宅への調査からわかる
ZEHの「本当の姿」とは?

お役立ちエネルギー通信

ZEH調査レポート

全国のZEH住宅への調査からわかる
ZEHの「本当の姿」とは?

年間のエネルギー収支がプラスマイナスゼロになることを目指す住まい
「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」。
国がZEH住宅の普及を後押しする中、
全国でZEHを目指す住まいは増加しています。
とはいえ、実際にどのくらい「エネルギー収支ゼロ」が達成されているのか、その住み心地はどうなのかなど、
ZEHの"成果"はあまり知られていません。
このコラムでは、全国的に行われた調査データ(※)からZEHの現状を解説します。

出典:「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業 調査発表会 2017」資料より
(主催:経済産業省 資源エネルギー庁 執行団体:一般社団法人 環境共創イニシアチブ)

スマートハイム・ニャビ

ZEHとは?

ZEHとは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」のこと。毎日の暮らしで使われる冷暖房、換気、給湯、照明などの設備機器に使われる一次エネルギーの"消費"量と、太陽光発電などによるエネルギー"創出"量の年間収支が、プラスマイナス「ゼロ」になる住まいのことです。

ZEHとは?

ベースとなるのは、
ZEH住宅を対象にした調査

2020年までに「新築する注文住宅の過半数でZEHを実現する」という目標を掲げている政府は、補助金事業などを通してZEH住宅の普及を後押ししてきました。その結果、ZEHを目指す住まいの建築戸数は増加しつつあります。では、実際にそういったZEHの住まいでエネルギー収支ゼロはどのくらいの割合で達成できているのでしょうか。そして、実際の住み心地はどうなのでしょうか。実は、補助金事業の一環として、ZEHの現状を調べる全国的な調査が毎年行われています。今回は2017年末に3回目のレポートとして発表された調査結果をもとに、ZEHの実情について簡単に解説します。

調査報告書は全176ページ。光熱費や住み心地の変化などの調査結果から、今後目指すべき目標などが記載されています。

調査報告書は全176ページ。光熱費や住み心地の変化などの調査結果から、今後目指すべき目標などが記載されています。

出典:「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業
調査発表会 2017」資料より
(主催:経済産業省 資源エネルギー庁
執行団体:一般社団法人 環境共創イニシアチブ)

実際にZEHを達成しているのは、
全体の67%

調査の対象となったのは、ZEH住宅の建築に携わるハウスメーカー・建設会社など2,514社。そのうちZEHを達成したのは全体の67%という結果に。そのうち光熱費の変化については、「夏の電気代が安くなった・やや安くなった」が83.5%、「冬の電気代が安くなった・やや安くなった」が74.7%。多くの家庭でZEH達成により電気代の削減が実現できていることが明らかです。

スマートハイム・ニャビ

ZEH達成邸は全体の67%。
そのうち、電気代が安くなったと
感じている人は、
夏・冬平均で約8割も!

スマートハイム・ニャビ

光熱費削減についての実感として、旭川や札幌などの寒冷地で「『我慢の省エネ』をしなくても光熱費が抑えられている」の回答がなんと100%という結果に!その理由の一つとして、太陽光発電による売電収入が考えられます。調査結果によると、年間平均33,524円/邸の黒字になっているそう。さらに住性能が高いことで冷暖房の使用量が抑えられ、省エネが実践できていることも理由の一つとして考えられます。
つまりZEH達成邸では、快適性を保ちながら無理なく光熱費削減が可能になっているのです。

ZEH達成邸の年間売電額の平均は
165,304円/邸。
買電分を差し引いても
年間33,524円/邸のプラス収支に!

スマートハイム・ニャビ

ZEH住宅に住んでいる人の実感として、ZEH達成邸の70%以上が「暖かくなった」「快適」「健康的」「無理なく省エネ」という点で満足だと回答しています。
満足度の高さを表すデータとして、「人に勧めたい」と回答した人はなんと90%以上。理由は「光熱費の安さ」が突出して高く、エネルギー・コストへの高い満足感がデータにも現れています。

セキスイハイムの
ZEH"独自基準"とは?

これまでご紹介してきたZEH住宅には、消費するエネルギーに「家電」は含まれていません。もちろん、家電のエネルギー消費量を算入しなくても、年間消費エネルギー収支がプラスマイナス「ゼロ」であれば一般的にはZEHだということになります。
しかし、セキスイハイムは建物だけでなく"暮らし"のエネルギー収支にも注目。家の中の電力使用状況をネットワークでつないで「見える化」するHEMSを活用した邸別の省エネコンサルティング、全国から集められたデータをもとにした独自の「家電込みZEH」の達成状況を調査するなど、より厳しい基準でZEHの実現に取り組んでいます。

その背景には、セキスイハイムが目指す「エネルギー自給自足」の暮らしがあります。電気代の値上がり、自然災害などによる停電被害、エネルギー資源の枯渇......。エネルギーを取り巻く環境は激しく変化する時代になりました。
これから何十年も続く新居での暮らしだからこそ、建築時にできるだけリスクを減らしておくためにも「自分で使うエネルギーは、自分で創る」ことを考えることが必要です。これからの家づくりは"エネルギーをどうデザインするか"も、欠かせないポイントだと言えるでしょう。