スマートハイム2015調査 ~リアルゼロエネルギー住宅の普及強化、エネルギー自給自足型住宅を目指して~

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  • 蓄電池搭載邸の調査

概要

調査目的
A:蓄電池搭載邸の放電量の実績把握
B:将来の自給自足を想定した運転の効果を試算検証
調査対象者
蓄電池を搭載している邸
調査内容
2015年1月~12月の放電電力量などを調査
調査地域
全国
調査手法
HEMSサーバー内のデータを自社で分析
有効母数
1,368邸

蓄電池の経済モード運転(深夜電力による充電)

経済モードでは、電力単価が割安な深夜の内に電力を購入して蓄電池を充電し、売電しない朝晩に放電します。
朝晩の消費電力の多さが放電量に大きく影響します。

●経済モードの設定
・深夜電力の時間帯(23時~翌朝7時)に充電する
・太陽光発電が売電している時間帯には放電できないよう制御している(押し上げ無し)
・夕方売電終了~23時までが放電時間となる

経済モードの運転状況
蓄電池の放電量実績(経済モード)

蓄電池のグリーンモード運転(太陽光発電からの充電)

グリーンモードでは、昼間に太陽光発電から充電した電力を日没から翌朝にかけて放電します。
蓄電池の定格容量まで満充電できるかどうかは天候に左右されます。

●グリーンモードの設定
・早朝から日没(6時~18時)に充電する
・余剰電力は充電を優先し、充電が完了したら売電する
・日没~翌朝までが放電時間となる

グリーンモードの運転状況(5月の晴天日)
蓄電池の放電量試算結果(グリーンモード)
※蓄電池搭載邸でグリーンモード運転を想定した試算を実施しました。365日24時間の発電量、消費電力量データを基に計算しているため、
モデル邸計算と異なり個々の邸の特性(ライフスタイル影響)が再現されています。

電力自給率とは

総消費電力量に対して、電力を購入せずに発電して電力で賄った分の割合を『電力自給率』と言います。

電力自給率=(C+D)/(消費電力量)
※上記は、電力自給率を式で表したものです。
①②ともに、Cは太陽光発電による自家消費なので共通していますが、
②においては、蓄電池の充電も太陽光発電から行っているので、Dが加わってきます。Dが加わることにより、自給率が増加します。
電力自給率の分布

蓄電池のグリーンモード運転の効果

太陽光発電から直接自家消費する場合(PV直接23%)に比べ、蓄電池をグリーンモードで併用(蓄電池利用19%)することで、
電力自給率はほぼ倍増していることがわかりました。

電力自給率 42%(PV直接23%+蓄電池利用19%)

これまでの調査結果

  • 2014年調査
  • 2013年調査